事例
自走式駐車場の自走式駐車場漏水防止対策 止水・防錆・防水
お困り事
自走式駐車場の自走式駐車場のスロープにひび割れ(亀裂)があり、雨が降ると下階に漏水すしていて、デッキプレートは部分的に錆が進行して朽ちており、デッキプレートが崩落する危険性が有る。
原因
地震や施設利用者が乗る車両が通ることによる揺れ、経年劣化などによりひび割れた部分に雨水や降雪時に融雪剤を含んだ水分が入り込むことで内部鉄筋などを中性化し腐食させている。入り込んだ水はひび割れからデッキプレートに流れ込んで下の階へ漏れ出し、下を通行する車両などに落下付着している。
スロープと取合う平場との隙間は特に大きい亀裂を確認。
直下の防火シャッターケースやガイドレールを腐食崩壊させている。
問題点
ひび割れ部分に入り込んだ止水・防水材料は、下の階に流れ出る可能性が非常に高いため、対象階を施工する場合、下の階を同時に通行止めにする必要が生じる。
解決策
一般的な左官材料や注入工法では、ひび割れの隅々まで止水材料が入り込まないので、コンクリートの奥深くまで浸透し、漏水の原因となるヒビ、また、これから漏水する可能性のある小さなヒビにも浸透し補修することができるバリュー工法を選択した。
コンクリートに発生したヒビの奥深くまで浸透させることができ、完全に漏水の原因をもとから止めることができるので、バリュー工法のミラクルプライマー自体に柔軟性があることで、建物の揺れによるヒビの発生を抑制することができると考えた。
ミラクルプライマーはサビの奥深くまで浸透し、柔軟性がある強力な塗膜を形成することで、空気や水との接触を遮断し酸化防止持続処理することで、サビの進行を食い止めることが可能。
大きなひび割れは、膨張率の異なる部材の貼り合わせを可能にして、躯体の動きに追従できる弾性エポキシ系接着剤をひび割れ(亀裂)部分を充填擦りこみして、漏水を止めた。
