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防火工事・耐火被覆工事

 一般住宅に必要な断熱材は、省エネや結露防止など、一定の温度を提供することが大切ですが、いざビル等の建設物となると、火災などへの対策が重要となってきます。

 火災ゼロへの提案として、爆燃性の危険がある硬質ウレタンフォーム表面に準不燃・不燃処理を施す防火コート剤や、建物に耐火性能を付け加える耐火被覆工事があります。耐火被覆材は、鉄骨造では非常に重要な建材です。

 

 

吹付け耐火

鉄骨や柱、床板等に直接吹付け工事を行う吹付け耐火被覆構造。

スプレーエースSW、ブロベストR-S、セラタイカ2号などがあります。

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成型耐火

ケイ酸カルシウムを主原料として工場生産された成型ボードを使用し、素早い施工が可能な成型耐火被覆構造。

ケイカライト、ケイカライトLなどがあります。

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巻付け耐火

軽量で柔軟性に富んだ最新の耐火材料を鉄骨に巻き付け、溶接ピンで固定する巻付け耐火構造。

発泡性耐火シート「SKタイカシート」、耐熱ロックウール「マキベエ」、水で守る新発想の耐熱被覆「アクアカバー」などがあります。

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防火コート

現場吹付けのウレタンフォームは高い断熱性や施工性に優れ、建築物の断熱材として多く用いられています。

難燃性の素材でも、一般の可燃物よりも燃えにくいだけで、不燃ではありません。場合によってフラッシュオーバー(爆燃現象)や有毒ガスの発生が起こることもあります。

防火コート材を表面に被覆することで、発泡ウレタンを準不燃・不燃化することがます。

ダンコートSF、ダンコートA、キクスイ不燃コート、ダンセラボン、セラタイカ2号等があります。

 

 

 

防火材料の区分と要求性能

 

防火材料の性能は、建築基準法施行令の技術的基準で定められています。

建材が通常の火災により加熱された場合に、以下の要件を満たしていることとします。

 1.燃焼しないこと

 2.防火上有害な変形・溶融・亀裂その他の損傷を生じないこと

 3.避難上有害な煙・ガスを発生しないこと

 

加熱開始後の時間によって各性能が定められています。

区分 時間
不燃材料 20分
準不燃材料 10分
難燃材料 5分

 

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耐火コート

わずか数mm厚の塗膜が、火災時には20~30倍に発泡して断熱層を形成し、鉄骨の倒壊を防ぎます。

発泡性耐火塗料「SKタイカコート」の活用により、従来の耐火被覆材では不可能であった鉄骨自体のフォルムを生かす仕上げが可能になりました。

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