露天風呂改修工事

古くなった岩風呂(男女共)をシンプルに使いやすく!

お困り事

  • 岩風呂の目地に詰めたモルタルが痩せてしまう。浴槽底の玉石の目地は補修しても劣化が早く、すぐ痩せてしまう。目地は痩せて足つぼのような状態に、且つ、目地が痩せたことで歩行しにくくなり、清掃時は目地が深いため掃除しにくく時間がかかる。

  • 岩風呂のような凹凸の多い浴槽は、複雑な形状は清掃が難しく、定期的な清掃だけではレジオネラ菌などの温床となりかねない。

  • 源泉かけ流しの湯が亀裂、岩・タイル目地の欠損部、シーリング材の劣化部位など、至る所から漏れ出している。湯量は豊富で浴槽の水位低下などの心配は無いが、これら漏水部位や隙間の奥深くに皮脂や塵埃その他が入り込み、清掃では除去できない状況であるため衛生的な不具合を解決したい。

  • 目地欠損部や亀裂、およびひび割れなどから地下水が浴槽内に浸み出していた。
    この修繕を機にさらなる改善を施し、お客様にご提供したい。

解決策

浴槽は岩を部分的に撤去して、十和田石風タイルを全面に張り変えた。表面がフラットになることで清掃がしやすくなり水質衛生の維持に寄与した。

タイル目地や亀裂にタイル・石材用の耐酸・耐アルカリ性目地材であるスパメジを詰めることで、一般的なモルタル材よりも長寿命、且つ、止水性能を向上させ、長期的な保全を兼ね備えた浴槽として生まれ変わった。